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ラスター講座
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やってみよう!ラスター講座 Vol.1
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小さなピルボックスを制作しながら、ラスターの基本的な楽しみ方を学んでいきます。
1 ボックスの表面と内側をアセトンで良く拭きます。アルコールでも良いのですが、ラスターを拭き取る場合は、アセトンのほうが良く落ちます。アセトンは昔は除光液として使われていたものですが、今はあまり店頭には置いてないようです。しかし薬局などで注文すれば簡単に取り寄せてもらえます。
2 ボックスの蓋に雪の結晶のデザインをトレースします。
3 細い丸筆を使い、蓋にマスキング液で結晶のかたちを、箱の側面には小さなドットをマスキングします。ラスターの場合、マスキング液は厚めに塗るのがポイントです。
4 お好きな色のラスターを1色用意します。ここではYellow Greenを使っています。ラスターを小さなスポンジを使い蓋と箱の表面を少しムラになるように薄めにパディングします。この時あまり濃くなると焼成後はがれます。(薄手のゴム手袋を装着するのを忘れないで下さい)内側についてしまったラスターは綿棒にアセトンを少し含ませて拭き取っておきます。
5 外側のラスターが乾いたら、箱の内側と蓋の裏側にもラスターを塗ります。Mother
of Pearl(真珠)を細い丸筆(ナイロン筆でよい)で筆跡を残すような感じで細かく筆を動かしながら置いていきます。
6 マスキングをピンセットで丁寧に剥がしてから780度で焼成します。
さあ、焼き上がりはいかがですか?想像していたとおりですか?想像どおりではなくっても、がっかりするのはまだ早すぎます。
7 蓋の内側と箱の口に金液を塗ります。蓋物の場合、蓋を開けることを意識して、蓋の裏や箱の内側などを特にきれいに仕上げるように気をつけて下さい。
8 金液が乾いたらレイズドペースト・エナメルに白の絵の具を20%ほど混ぜ、白く抜いた雪の結晶とドットに盛りをしていきます。
9 最後に色の盛りをします。レイズドペースト・エナメルにピンクを20%混ぜ、小さなドットの色盛りを散らします。
10 770度で焼成します。
いかがですか?1色のラスターでも良く見るとその中にこんなにたくさんの色の変化が楽しめます。まずは、お試し下さい。
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